その他
公式サイトサーバにディスク障害
03 / 26 木曜日 2009
現在
OpenPNE公式サイト www.openpne.jp
OpenPNE公式SNS sns.openpne.jp
手嶋屋サイト www.tejimaya.com
をホスティングしているサーバにディスク障害が発生しています。
復旧作業を行っている間は、リンク切れやデータのロールバックなどが発生する可能性があります。
OpenPNEのホスティングサービスは、開発プロジェクトとは別のサーバで運用しているため、影響ありません。
復旧次第、本サイトでお伝えします。
※追記
原因はAmazon EC2サーバ上のディスク障害で、サーバの再起動手順がが途中で中断している状態です。現在Amazonのサポートに連絡して復旧作業を依頼しています。
ランチ無料で会社が変わる【社内SNSの有効活用】
03 / 12 木曜日 2009
手嶋屋では、アルバイトも含めて全スタッフのランチを無料にしている。
ランチ無料と言えばGoogleが有名で、食事をすべて無料で支給している。楽天も始めているようだ。
だが、ただ食事をするための食費を支給したり無料のカフェを運営したりするのは、突き詰めれば給料の天引きと何ら変わらない。
それが、いかにホテルのシェフが作っていようと、健康に意識したメニュー構成になっていようと、だ。
中には「それなら単純に給料を上げてほしいな」と思うスタッフもいるのではないか?
そこで手嶋屋では、この制度をひとひねりして、「食費」ではなく「食卓を支給」することにしている。
ただ単に、食費を提供するわけではなく、スタッフ一緒の食事(食卓を囲むこと)を提供するのだ。
そもそも手嶋屋では、「部門を超えたスタッフやアルバイトとの交流」を目的にして、ランチ無料制度を数年前から実践している。
このことは読売新聞にも取り上げていただいている。
http://job.yomiuri.co.jp/news/special/ne_sp_08060301.cfm
当初はうまくいっていたのだが、だんだんとランチに行くメンバーが固定化されてしまい、ついにはマンネリ化してしまっていた。これでは、この制度を作った当初の目的が果たせない。
そこでランチイベント参加者を、強制的、無作為にシャッフルすることにした。
すると、またたくまに効果があらわれた。当初の目的であった部門を超えた交流が復活したのだ。
この効果はとにかく劇的で、今となっては、なぜはじめからそうしなかったんだろうと思うくらい。
「ランチを無料」「参加者をシャッフル」
これが、「ランチ無料で会社が変わる」魔法のキーワードだ。
このプロセスは社内SNSの中で行われている。
実際のやり方は次の記事で解説する。
OpenPNEオフィシャルガイドブック、第六章は「ガンガン使うOpenPNE」
03 / 06 金曜日 2009
OpenPNE2.14のロードマップも決まり、追加機能も続々と寄せられているとのこと。
革新のOpenPNE3か、信頼と実績のOpenPNE2か、選択は非常に悩ましい。
もしOpenPNEにカスタマイズを大幅に行うのであれば、絶対にVer3をおすすめする。
カスタマイズは行わず、普通に使うだけと言うのであれば、Ver2が使いやすいだろう。
さて、OpenPNEオフィシャルガイドブックの第六章では、拡張機能について紹介している。
まずはPNEBIZ。これはOpenPNEをビジネス用途で使えるように、通常のOpenPNEにグループウエアの基本であるスケジュール管理機能を加えたものだ。有料のグループウエアを使うまででもないという組織では十分使えるだろう。手嶋屋でもPNEBIZでずっとスケジュール管理をしていた。
PNEBIZはOpenPNE2までで開発が終了し、残念ながらOpenPNE3に同梱はされない。PNEBIZに関する解説はこの本が最後になる。
※PNEBIZはOpenPNE Officeという製品に変わっている。
次はOpenPNEの最大の難関と言ってもいい、携帯メール投稿の解説。
OpenPNEが動作しているPHPだけでなく、メールサーバの深い設定まで変更する必要があるため、なかなか設定が難しい。
レンタルサーバ、専用サーバ、それぞれのケースについて解説している。
Fedora 10のOpenPNE3導入メモをいただきました
03 / 04 水曜日 2009
Life with ITから、OpenPNE3の導入メモをいただきました。
[OpenPNE] OpenPNE導入手順 – Life with IT
PHP 5.2以降 以下の機能
・mbstring
・mcrypt
・gd
以下の拡張モジュール
・xsl
・pdo_mysql (参考)
・[PHP] PHP導入手順
・[PHP] PHP拡張モジュールをインストールする symfony 1.2以降 (参考)
・[symfony] symfony導入手順 以下のいずれかのDBサーバ MySQL PostgreSQL SQLite 今回はMySQLを使用する。
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【寄稿記事】組織で「うつ」を予防するSNSとは
03 / 04 水曜日 2009
※ドリームクラフト尾上さまから、SNSと「うつ」に関する寄稿記事をいただきました。
増え続けるストレス
昨今「ストレス」に悩んだり「うつ」として症状の現れている人が恐ろしい勢いで増加しています。
時事通信社の伝えるところによると———————-
自殺、10年連続3万人超=2.9%増、過去2番目
-60歳以上と30代は最悪
昨年1年間の全国の自殺者数は33093人で、
10年連続で3万人を超えたことが19日、
警察庁のまとめで分かった。
前年より2.9%(938人)増え、
過去最悪だった2003年に次ぐ多さだった。
60歳以上と30代の増加が目立ち、両世代は過去最多となった。
年代別では、
60歳以上が8.9%増の12107人で最多。次いで
50代が2.8%減の7046人、
40代は1.8%増の5096人、
30代は6.0%増の4767人、
20代は2.5%減の3309人と続き、
19歳以下は12.0%減の548人だった。
4人に1人はうつ病-。警察庁がまとめた
2007年の自殺統計では、具体的な原因・動機のトップがうつ病だった。
「うつ病対策の重要性は10年前から言われている」(専門家)が、自殺者3万人は10年続き、減る兆しは見られない。「『心の安全週間』運動を」「市町村ごとにデータ開示すべきだ」-。識者からはさらなる対策を求める声が相次いだ。———————-時事通信より
国のレベルでなくても、会社組織や、家庭というパーソナルな組織であっても共通する兆しを感じている方は多いのではないでしょうか。
よく「真面目な人がうつ病になりやすい」と言われますが、公の統計で性格とうつ病の関連で調べたものは存在しません。
そもそも、うつ病は個人のストレス処理能力を超え持続した段階で発症が確認されるものと考えられていますから、性格が真面目なら、真面目にストレス処理に取り組めば問題は起きにくいからです。
問題はストレス状態の把握と上手な処理方法が知られていないことにあるのではないでしょうか。
その人や組織がコミュニケーションのレベルが変化している状況を測る指標に欠けることも状況を難しくしています。
もしSNSのようなシステムで、その指標が見られたら、組織のうつ予防に大きな効果が期待できます。
私はアートカウンセリングの中で気持と感情の「現れ」に注目しています。
アートセラピー(芸術療法)というメンタルケアの手法は「表現活動」に多くの問題のきっかけを発見しているからです。
SNSという対人関係性を重視したシステムで、その行動現象の解析には、大変に興味深い兆候があると感じています。
「全ての組織にSNSを提供する」というプロジェクトの中で、全ての組織に「うつ、自殺を予防する」ための機能を追加できたらと考えています。
SNSという環境のもつ特性を熟知されているサイト管理者の皆様との連携をとるために勉強会を企画していきたいと思います。興味のあるかたのご連絡を賜れれば幸いです。
財団法人生涯学習開発財団認定マスターアートワークセラピスト 尾上 泰夫 <[email protected]>
OpenPNEオフィシャルガイドブック、第五章は「OpenPNEの使い方」
02 / 26 木曜日 2009
第五章はユーザー機能の使い方を紹介している。これも一般ユーザー向けの内容だ。
OpenPNEはこれまで、それほどしっかりしたマニュアルを用意しなくても、みんな使いこなしてくれていた。
そもそも、一般的なSNSから移行してきた際に、なるべく衝撃を与えないようにしているため、くわしい使い方の説明は必要なかった。
ただ、これだけOpenPNEが普及してくると、「初めてのSNSがOpenPNEだ」と言う利用者も増えてくる。
特にエンタメ系のSNSと縁遠い年配のSNS利用者は、OpenPNEが初めて接するユーザーインターフェースであり、使い方に迷ってしまうそうだ。こうした要望は、SNSの運営者を通じてプロジェクトにも寄せられていた。
本章をこうした、SNS初心者への説明のために役立てていただきたい。
OpenPNEオフィシャルガイドブック、第四章は「専用サーバへのインストール」
02 / 24 火曜日 2009
いよいよ本章で、専用サーバにOpenPNEをインストールする。
root権限を持っているCentOS(Red Hat Enterprise Linux)サーバ上に、OpenPNEをセットアップする手順を示している。
まず、OpenPNEの動作に必要なミドルウエアをインストールするところから始まる。
mysql-server mysql php-gd php-mbstring php-mysql などをインストール。
※ここに書かれていないのだが、実はImageMagickもインストールしておきたかった。いつか修正したい。ImageMagickをインストールしておくと、アニメージョンGIF画像も拡大縮小できるようになる。
OpenPNEをダウンロードし、ファイルを展開。このあたりはレンタルサーバでも変わらない。
この後のMySQLやApacheの設定ファイルなどが本章のキモだろう。これまでレンタルサーバでOpenPNEを運用していた利用者が、設定で詰まるとしたらこのあたりだと思う。
最後にデイリーメール処理や外部ブログRSS取得を定期的に自動で行う、cronの設定を行って完了。
※一番難しい携帯メール投稿の手続きについては六章で説明している。
図解でわかる:会社組織におけるコミュニケーションのパターン
02 / 20 金曜日 2009
会社組織におけるコミュニケーションのパターンを図解してみた。
1.会社組織構造
事業部や部門といった、通常の通常の会社部門ごとのコミュニケーション構造。営業部や開発部、大きな会社だとそれぞれのサービスやプロダクト事に事業部があるかたち。一番はっきりとした組織構造だ。部門内の指揮命令、ノウハウの蓄積、情報の周知徹底が容易であると言う反面、知識や情報が部門内にとどまってしまう「タコツボ化」する問題を持つ。「うちの会社、いろんな部門で同じようなことをやっているのに共有できてないなぁ」なんて言っていたら、この構造のデメリットが出ている証拠だ。
2.プロジェクトチーム
プロジェクトチームやタスクフォースと言ったコミュニケーション構造。部門をまたいで、新規のサービスを立ち上げる。ひとつの部門を超えた課題に取り組む際に、採用される構造だ。この構造のメリットは、業務解決に必要なメンバーを従来の部門を超えて、柔軟に招集できるところにある。あるテーマに沿ったプロジェクトに対するコミュニケーションは非常に活発に行われるが、プロジェクトが終わってしまうと解散され、そのノウハウを蓄積したり、改善をしていくための受け皿が無くなってしまうことが問題だ。
3.企業内コミュニティ
SNS型のコミュニケーション構造。SNSのつながりは、部門やプロジェクトチームといった、業務上のコミュニケーション構造とは異なるかたちで作り上げられる。たとえば「フットサル仲間」「カラオケ部」「ワーキングマザー」「スイーツ好き」「オープンソース好き」「九州生まれ」「90年入社同期」「O型」など。こうしたネットワークが「コミュニティ」と言うかたちで自発的に構成されていくことが特徴的だ。こうして出来たコミュニティは、会社の組織構造を超えたコミュニケーションを生みだし、またプロジェクトチームよりも長期間安定したコミュニケーション基盤を保つことができる。
SNSで生み出される「3.企業内コミュニティ」には、従来のコミュニケーション構造の足りない部分を補完する役割がある。
coreserverのOpenPNE3導入メモをいただきました。
02 / 19 木曜日 2009
中今 源さんから、coreserverのOpenPNE3導入メモをいただきました。
ありがとうございます。
※coreserverがOpenPNE3の推奨レンサバ環境に浮上してくる予感。
オンポタメモ – Just another WordPress weblog
coreserverにopenPNE3.0.1を試験導入
symfonyで新たに生まれ変わったopenPNE3.0.1をcoreserverにを導入してみたので自分用のログとして残しておく。尚、サブドメインでの運用を前提とし、予め専用のDBは作ってあるものとする。
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「紛争の心理学」組織の紛争にどのように取り組むか。
02 / 18 水曜日 2009
SNSを立ち上げるには、OpenPNEを使えばいいけれど、組織を表現する入れ物だけではだめで、実際の運営を成功させることが重要になる。
そのSNSが盛り上がるかどうかは、導入した組織のがんばり次第だが、反対に「人間関係のもつれがSNS上でもおきないか?」「自社サービスのクレーム対応に苦労しそうだ」「荒らしが怖い」と言った、組織運営上の「紛争」への懸念は、SNSの導入を難しくさせてしまう。
「紛争の心理学」は、政府とテロリスト、民族マジョリティとマイノリティとの紛争の事例に基づき、こうした問題にどう取り組むべきか?についてアドバイスをしている。
こちらの原題は「Sitting in the Fire」すなわち、「紛争から逃げず火中に居続けろ」ということ。
トラブルが起きてもコミュニケーションの断絶を起こしてはならず、怖くても中心にいて対話を続けることが、紛争の解決につながると言うことを訴えている。
組織紛争解決のキャッチコピーは「Sitting in the Fire」だ。